お世話になります。
コピーライティングマーケターの一式未来です。
個人単位でも企業単位であっても、WEBを運用する目的が「ビジネス(収益化)」である以上は、その「時間投資戦略」が成否の鍵を握るといっても過言ではありません。
コンテンツ作成・WEBデザイン・ソーシャルメディアミックス・オプトインページ作成・メールマガジン配信・アクセス解析…等々
つまり、上記のような様々な取り組める要素がある中で、ビジネス(収益化)という観点において「その時間をどの要素に投資するか」という事です。
そんな中でも、多くの方々がその優先度を高く見積もり、かつその多くの時間を投資してしまうのが「WEBデザイン」です。
”WEB作成=WEBデザイン”というイメージは、素人だけに関わらず、この現代のWEBビジネス業界においても色濃く残っており、だからこそ多くの方々がそこに多大な時間を注ごうとしてしまうものと思われます。
しかし、残念ながらこの「WEBデザイン」こそが、「WEB収益化の失敗」の大きな一因であるという事実をあなたはご存知でしょうか。
今回は、そんなWEB収益化に対する「時間投資戦略」と、それを踏まえた然るべき「WEBデザインの在り方」についてお伝えしていきたいと思います。
それでは参りましょう。
WEBビジネス(収益化)の原則=「①集客×②誘導」
先ずは、「WEBビジネス(収益化)」というものを下記の通り、シンプルかつ原則的に捉える必要があります。
WEBビジネス(収益化)=「①集客×②誘導」
つまり、WEBビジネス(収益化)を成功に導く「原則」として、
「いかにアクセスを集め、そのアクセスをいかに収益に導くか」
をその全てとして捉えるのです。
その際のポイントとしては、先ずは「①集客」をクリアしなければ、その次の「②誘導」はないという事です。
実際に巷には、様々なWEBマーケティング戦略が溢れているかと思いますが、その殆どの戦略がこの原則に収束されています。
逆に、この原則から逸脱した戦略は、WEBビジネス(収益化)という観点においては非合理的であるものが殆どです。
そして、残念ながら「WEBデザイン」とは、この原則において最初にクリアしなければならない「①集客」に対し、特に逸脱している部分があるのです。
WEBデザインを磨いても「①集客」には寄与できない
なぜなら、「WEBデザイン」を磨く事は、集客したアクセスに対する印象向上(イメージアップ)には寄与しますが、そもそもの「集客」に寄与する事はできないからです。
いくらデザインを良いからといって、WEBデザインのノウハウを専門的に扱うようなサイトではない限り、そのデザインを目的にアクセスが集まるという事は先ずあり得ません。
そして、そもそも検索エンジンによる検索結果における上位表示判断においても、「WEBデザイン」という要素は殆ど考慮されないのです。
その証拠としては、例えば「ウィキペディア」や「キュレーションサイト(まとめサイト)」といった”文字を主体とした情報量の多いサイト”が多く上位表示されている点が挙げられます。
そんな収益化の原則の第1ステップである「①集客」をクリアする前の段階で、そこに寄与できないWEBデザインにその多くの時間を注いでしまい、結果「挫折」してしまうというのが、もはやこのWEBビジネス業界における常習となりつつあるのです。
それを踏まえると、WEBビジネス(収益化)に対する「時間投資戦略」として先ず有効なのは、とにかく「①集客」に寄与する事をやっていくという事。
なおかつ、その次の「②誘導」にも繋げやすい「①集客」を実現できれば、WEBビジネス(収益化)においてはよりベストな時間投資戦略となります。
WEBビジネス(収益化)に対する時間投資戦略の「答え」
以上を踏まえると、WEBビジネス(収益化)に対する時間投資戦略の一つの理想の「答え」としては、
「いかに質の高いアクセスを集め(集客)、いかにそのアクセスをスムーズに収益化(誘導)するか」
となります。
「質の高い集客」というのは、いわゆる潜在顧客としての「高い見込み度合い」を指します。
つまり、集客の手前の段階で、既にある程度の収益化の余地がある層の事です。
簡単に言えば、車を売りたいサイトでは、サイクリングに興味がある人ではなく、あらかじめ車に興味を持った高い見込み客を集めた方が、当然その購買率も跳ね上がります。
つまり、自分のサイトでの収益化案件に少しでも近しき潜在顧客を集めていく事こそが、「①集客」をクリアした先にある収益化への「②誘導」という段階を見据える上でも、合理的な「時間投資戦略」と言えるのです。
では、そんな「質の高い集客」を実現する為に必要なフィルターと、その為にあなたが行っていくべき事は何なのか。
検索エンジンというフィルターを通じた集客活動
それは「検索エンジンというフィルターを通じた集客活動」です。
検索エンジンはその性質上、「検索キーワード」という形で、潜在顧客自身の「悩み・願望・疑問」といったモノやサービスの購買の原点とも言える「ニーズ」が顕在化されます。
つまり、そんな検索エンジンの性質を利用し、あなたの収益化案件に近い層が検索しそうな「検索キーワード」を想定の上、それに対するコンテンツを作っていけば良いのです。
そうすれば、検索エンジンというフィルターを通じた、あなたのWEBビジネスを必要とする可能性の高い「ニーズ(悩み・願望・疑問)」を持った質の高い潜在顧客層を中心に、サイトへと集客していく事ができるのです。
そんな「質の高いアクセス」は、無作為に広告を打つ事で集めたようなアクセスとは似て非なるものであり、少なくとも既にあなたのビジネス(収益化)と同一の方向性にそのベクトルが向いている以上、収益化にも比較的スムーズに「②誘導」できます。
このように、あくまでもWEBサイトの運営目的がビジネス(収益化)である以上は、その原則でもある「①集客→②成約」を意識した「時間投資戦略」が間違いなく必要となってきます。
つまり、そんな原則を差し置いて「WEBデザイン」を優先する事は、自ら「挫折」という道を歩み始めるようなものです。
よって、これらの「時間投資戦略」において先ず最初にあなたが行うべき事は、WEBデザインではなく「質の高いアクセスを集める為のコンテンツ作り」なのです。
質の高いアクセスを集める為のコンテンツ作り
コンテンツとは、サイト内の特定のページ(記事)と捉えてください。
このコンテンツの一つ一つこそがいわゆる「検索エンジンからの入口」となります。
故に、そんなコンテンツを「質」だけはなく、「数」的な意味でも増やし、「集客の間口」をある程度拡大する事が必要不可欠なのです。
ですので、特にその運営するWEBサイト自身が一度も収益を生んでいない、ビジネスとしてそもそも成り立っていないような状況下においては、とにかく「コンテンツ作り」を優先するべきです。
アフィリエイトサイトにしてもマッチングサイトにしても、WEBビジネス全般においてはこの「コンテンツ作り」を十分に行ってすらいない、言わばビジネスを行う手前の段階で「挫折」する方が殆どを占めています。
せめて、本当にやるべき事をやった上での「挫折」ならやむ負えませんが、それをやらないまま「挫折」してしまうのは、非常に勿体ない事だと思っています。
コンテンツを増やし検索エンジンからの入口を拡大する
ですので、もしあなたがこの記事を通じて、少しでもその事実をご認識頂けたのならば、是非「コンテンツ作り」を始めてください。
そんな「コンテンツ作り」を開始するに当たって、先ず第一に押さえておくべきなのは、
「検索エンジンの本質を理解する」
という事です。
その内容については下記の記事で解説をしておりますので、「コンテンツ作り」を学ぶに当たっては、こちらの内容からご参考頂ければと思います。
✅ 従来のSEO対策は死んだ?新時代の「SEOライティング」とは
さて、あくまでも今回の記事のテーマは、ここまでお伝えしてきたWEB収益化に対する「時間投資戦略」と、それを踏まえた上での「WEBデザイン」に対するスタンスを明らかにする事です。
よって、ここからはそのテーマの続きである「WEBデザイン」のあるべきスタンスの方について触れていきます。
その内容としては、極力時間や手間をかけずして施しておくべき「最低限のWEBデザイン」といった部分になります。
それでも最低限は施しておくべきWEBデザインとは
即ち、「WEBデザイン」がいくらWEBのビジネス(収益化)的観点から見て、その大きな挫折要素ともなり得ると言えども、そこを「無視」しても良いのかというと、決してそうではないという事です。
ただし、そこに時間を掛けてはならないのです。
では、そんな「最低限のWEBデザイン」において配慮すべきポイントとは何なのか。
そのポイントとは、自分のサイトに呼び込んだ潜在顧客に対し、
「いかにマイナス印象を与えないようにするか」
という点になります。
即ち、プラス印象はあくまでも「コンテンツの力」により与えるものとし、そんなコンテンツを閲覧する直前の「読み手の意識」を下げる事のないよう、デザイン面から発生しうる「マイナス印象」に配慮するという事です。
この「読み手の意識」とは、それ程までして下げてはならない、コンテンツ力の発揮において非常に重要なものなのです。
「読み手の意識」を下げ兼ねないマイナス印象に配慮する
全く同じコンテンツを提供する場合であっても、その「読み手の意識」が一つ違うだけで、読み手がそのコンテンツから吸収する内容は大きく変動し、即ちそれはコンテンツ自体に対する満足度(価値観)も大きく左右する事となります。
こういった「読み手の意識」にも配慮し、文章を綴っていくスキルこそがコピーライティングであり、そんな配慮を行いながらコンテンツ作りを行えている方は、このWEBビジネス業界においては皆無だと思います。
話が少し反れましたが、「最低限のWEBデザイン」とは、そんな「読み手の意識」を下げてしまう要素に配慮できた最低限のデザインの事を指します。
そんな「読み手の意識」を下げてしまう要素とは、大きく下記2点があげられます。
- 「懐疑リスク」を生み兼ねない”胡散臭いデザイン”
- 「離脱リスク」を生み兼ねない”回遊性の悪い配置”
上記1の「懐疑リスク」とは、例えば黒字の背景に黄色の文字といった、コンテンツを読む前の段階から、そこに書かれている内容に「怪しさ」や「不信感」を抱かれてしまうようなリスクの事を指します。
上記2の「離脱リスク」とは、「どこにどんなコンテンツがあるのか」といったサイト内の移動方法が分かり辛い(回遊性が悪い)が故に、次なる行き場が分からずサイトから「離脱」されてしまうようなリスクの事を指します。
「懐疑リスクと離脱リスク」に最低限配慮したデザイン
よって、以上を踏まえると「最低限のWEBデザイン」とは、
「懐疑リスクと離脱リスクの双方に最低限配慮したデザイン」
とも言えます。
そんな「最低限のWEBデザイン」を実現する為の主な方法は以下の通りです。
- 外注
- テンプレートの活用
- 限定的なカスタマイズ
基本的にデザインとは、一度その作り込みを行ってさえしまえば、それ以降において作業が発生する事は少なく、仮に発生するとしてもせいぜい細かなメンテナンス程度となります。
そんな言わば一度っきりにも等しい作業の為に、デザイン方法を1から学びにいく事は「無謀な努力」としか言いようがありません。
そんな努力をするくらいならば、定期的に作業頻度のある「コンテンツ作成」の為の積み上げ式のスキルである「コピーライティング」を学び、実践していく事の方が何倍も価値があると言えます。
故に「1.外注」が功を奏するのです。
ただし、「外注」と一口に言っても、そのような資金がないケースも多くあるかと思います。
最低限のデザインを実現する「テンプレートの活用」とは
そのような場合は、「2.テンプレートの活用」がお勧めです。
現状、「無料ブログサービス」や自身でサイトを運営する「WordPress」においては、様々な種類のテンプレートが「無料」かつ山のように存在しています。
そんな「無料テンプレート」は、コピペレベルの簡単な作業だけで導入が可能であり、その導入により一通りのデザインは完了すると言っても過言ではありません。
ちなみに当サイトの場合は、下記のWordPress用の「有料テンプレート」を使用しております。
✅ SEOに強い戦略的テンプレート「賢威7」(SEOマニュアル付属)
勿論、テンプレートに対するカスタマイズ等も殆ど行っておりません。
(もし上記よりご購入頂いた際にご連絡を頂ければ、個別サポートさせて頂きます)
よって、あなたがサイトに「最低限のデザイン」を施す際には、この「テンプレート」を活用しない手はないのです。
今では上記のような「有料テンプレート」でなくとも、その最低基準を十分に満たせる「無料テンプレート」が沢山ありますので。
テンプレート活用に対する「限定的なカスタマイズ」
最後は、「2.テンプレートの活用」に対する「3.限定的なカスタマイズ」です。
こちらはテンプレートの活用だけでは、その自分自身が考える印象(イメージ)に今一つ物足りないという場合においてのみ、そのカスタマイズ箇所をあえて限定的に絞り込んだ上で、対応するという方法です。
カスタマイズ箇所を限定的にする事で、その為に必要な知識やメンテナンスが発生した際の負担を最小限に抑える事ができるのです。
そんな限定的なカスタマイズ箇所として私がお勧めするのは、
「ヘッダー部(サイトタイトル)」
です。
ヘッダー部とは、私のサイトで言えば下記のサイトタイトルの部分が該当します。
WEBサイトの印象を最も左右すると言われているのが、この「ヘッダー部(サイトタイトル)」であり、実際にヘッダー部以外の部分に目を向けると、どのサイトもよく似ている事がお分かり頂けるかと思います。
ヘッダー部における「フォント形式とヘッダー画像形式」
このヘッダー部に関しては、そのままサイトタイトルを入力する「フォント形式」と、加工した画像をそこに貼りつける「ヘッダー画像形式」の2種類があります。
当サイトの場合は「フォント形式」を採用しております。
「フォント形式」の場合は、フォントの「種類」とサイトタイトル自体の「表現力」で、自身の理想とする印象を引き出す事となります。
こちらはフォント変更を行う場合においては、テンプレートを少しだけカスタマイズしなければならない可能性があります。
「ヘッダー画像形式」の場合は、あらかじめ自身の理想とする印象を引き出せるようなサイトタイトル画像を作成し、それをそのまま貼り付ける方法となります。
この場合は、テンプレートのカスタマイズ等は要さない代わりに、あらかじめ画像加工を行う必要があります。
では、「フォント形式」と「ヘッダー画像形式」はどちらがお勧めなのか。
私自身の考え方としては、サイト運営当初は「フォント形式」をお勧めします。
なぜなら、サイト運営を重ねていく中でそのサイトの方向性が100%変わらないとは言い切れないからです。
サイトの方向性を微修正する際には、当然サイトタイトルの表現も併せて微修正したいというケースが出てきます。
そのような際に、既に「ヘッダー画像形式」を採用していた場合、その画像自体を再度作成し直さなければなりません。
よって、「ヘッダー画像形式」を採用するのは、サイトの方向性とサイトタイトルが確固たるものになってからの方が望ましいのではないかと思います。
とは言えサイト運営当初は「コンテンツ作り」に専念すべき
とは言え、サイト運営当初は、そもそも「2.テンプレートの活用」以上には手をつけるべきではなく、冒頭でもお伝えした「WEBビジネス(収益化)」の原則に直結する集客の為の「コンテンツ作り」に専念していくべきです。
つまり、ヘッダー部がどうとかサイトタイトルがどうとか、そんな部分に拘る時間があるくらいなら、やはりその時間も「コンテンツ作り」やその作成の為の「コピーライティングの学習」に当てた方が得策なのです。
よって、「3.限定的なカスタマイズ」に取り組まれる際には、そういった観点も考慮されると良いかと思います。
以上、今回はWEB収益化の為の「時間投資戦略」と、それを踏まえた「WEBデザインの在り方」についてお伝えさせて頂きました。
当サイトでは、 今回取り上げた「コンテンツ作成」の為のコピーライティングや、その根本にある潜在顧客や人々の心を動かし導く(誘導する)為の「本質」について、その他の情報源からは得にくいような深い情報発信を心がけ運営しています。
引き続き、お付き合い頂けますと幸いです。
一式未来
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