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コピーライティングマーケターの一式未来です。

 

WEBサイトにおけるビジネスモデルは、大きく下記の2点に分かれます。

 

  • それ自体で「収益化」できる
  • それ自体では「収益化」できない

 

つまり、そのWEBサイト自体で「収益化」できるものなのか。

それとも、あくまでイメージ形成や集客といった補足的位置づけに留め、「収益化」はその他のビジネスモデルで行うものなのか。

 

今回は前者の、そのWEBサイト自体を「収益化」する為の、ビジネスモデルをお伝えさせて頂きます。

 

また、そんなビジネスモデルの中でも、素人が1から1人でビジネスを始める際に「最適」と言えるビジネスモデルについても言及します。

 

それでは、参りましょう。

WEBサイトを「収益化」する3つのビジネスモデル

早速ですが、WEBサイトを「収益化」する為の主なビジネスモデルは、下記の3つとなります。

 

  1. アフィリエイト・マッチング
  2. 広告掲載
  3. 商品サービス販売

 

以下、それぞれについて解説を行っていきます。

①アフィリエイト・マッチング

先ず「アフィリエイト・マッチング」というビジネスモデルは、WEBサイトに集めたターゲット(潜在顧客)に対し、他者の商品やサービスを「紹介(仲介)」し成約(購買)へと導く事で、その売上の数%を紹介報酬として受け取る「ビジネスモデル」です。

 

この「アフィリエイト」と「マッチング」の違いは、紹介する商品やサービスの販売業者との「直接的契約の有無」にあります。

「アフィリエイト」と「マッチング」の違い

例えば、転職希望者(潜在顧客)を集めたい転職支援サービス業者(販売業者)と「直接契約」を結び、彼らに代わって転職お役立ち情報サイト等を運営する事で、その潜在顧客の集客を代行するような例。

 

これは「マッチング」ですね。

 

代わって、マッチングのような「直接契約」ではなく、お互いの間に、別の「中間業者」が入るもの。

 

こちらを「アフィリエイト」と言います。

アフィリエイトにおける中間業者「ASP」とは

そのアフィリエイトにおける中間業者とは「ASP」と呼ばれるものです。

 

ASP」とは、「自分の商品やサービスを紹介して欲しい販売業者」と「他者の商品やサービスを紹介したいアフィリエイター」を引き合わせる業者の事です。

 

例えば、有名な所で言えば、下記のようなASPがあります。

 

収益化のスキーム(仕組み)

ちなみに、アフィリエイトもマッチングも、基本的には「紹介リンク」をASPもしくは販売業者から発行して貰い、それを自らのWEBサイトに貼り付ける事で、ターゲット(潜在顧客)に対して商品やサービスを「紹介(仲介)」する事が可能となります。

 

そんな「紹介リンク」をターゲット(潜在顧客)がクリックし、結果、商品やサービス「成約(購買)」に至った場合、その購入代金の数パーセントを「紹介報酬」として受け取る事ができるのです。

アフィリエイト・マッチングにおける「紹介報酬」とは

そんなアフィリエイト・マッチングにおける「紹介報酬」は商品やサービスによってピンからキリまであります。

 

例えば、報酬が「高額」なものでいえば「工事や不動産のマッチング」等があげられ、これらは1件の成約あたり、数十万円もの報酬が発生するものもあります。

 

対して、報酬が「低額」なものでいえば、「Amazonや楽天における商品」等があげられ、それらは販売額のわずか数パーセントの報酬しか発生しません。

収益におけるポテンシャル(可能性)

ですので、「アフィリエイト・マッチング」というビジネスモデルは、自らが紹介(仲介)する商品やサービスの「紹介報酬」がその「収益」を大きく左右するのです。

 

よって、アフィリエイト・マッチングにおいては、そんな「紹介報酬」と「紹介数(仲介数)」のバランスを上手くコントロールしていく必要があり、そのコントロールさえ上手く成していけば、「月収100万~1000万以上」といったレベルも十分に目指す事ができます。

 

続いて、WEBサイト自体を収益化する為の2つ目のビジネスモデルである「広告掲載」について、解説していきます。

②広告掲載(掲載型・クリック型)

この「広告掲載」というビジネスモデルは、自らのWEBサイトに、他者の商品やサービスへのリンクやバナー広告等を掲載する事で報酬が得られる「ビジネスモデル」です。

 

その中でも、2種類の広告(報酬体系)がございます

 

  • 掲載型広告
  • クリック型広告

 

以下、それぞれについて解説いたします。

掲載型広告

先ず「掲載型広告」とは、文字通り、そこに掲載しておくだけでその掲載期間に応じた報酬が得られる広告の事です。

 

ただし、この「掲載型広告」は、自らのWEBサイトが莫大な集客数を誇り、巷でも有名になっているようなケースにおいて、何かしらの販売業者がそのWEBサイトの一部を「広告枠として使わせて欲しい」と依頼が来るようなレベルでこそ、取り扱える広告(報酬体系)となります。

 

クリック型広告

基本的に個人がビジネス(収益化)に繋げる場合は、掲載した広告のクリック数に応じて報酬が得られるという「クリック型広告」を取り扱う事になります。

 

なぜなら、対する「掲載型広告」とは、あくまで大手ポータルサイトのような莫大なアクセスを集めるWEBサイトでしか取り扱いができないからです。

クリック型広告の代表「Googleアドセンス」とは

そんな個人でも取り扱える「クリック型広告」において、有名なものとしては「Googleアドセンス」があります。

 

この「Googleアドセンス」とはGoogle社が提供しているクリック型の広告プログラムであり、その内容としては、ターゲット(潜在顧客)の検索キーワードに応じた関連広告を自動的に表示させるというものです。

 

つまり、「Googleアドセンス」という広告プログラムを自らのWEBサイトに貼りつけておくだけで、アクセスしてきたターゲット(潜在顧客)の検索キーワードに関連した「クリック型広告」を自動的に表示してくれるのです。

 

ただし、この「Googleアドセンス」を取り扱うには、Google社の審査が必要となります。

その代表的戦略「トレンドアフィリエイト」とは

かわって、このGoogleアドセンスを代表とした「クリック型広告」において、そのクリック数(報酬)を増やす為の戦略としては、「トレンドアフィリエイト」という戦略が有名です。

 

「トレンドアフィリエイト」とは、リアルタイムに話題を呼んでいるニュースを記事として投稿する事で、そのブログに潜在顧客以外も含めた「無差別的なアクセス」を一時的かつ大量に集め、ビジネス(収益化)に繋げる戦略の事を指します。

 

当然、アフィリエイトしたい商品やサービスに対するその「見込み度合」は度外視し、トレンドという話題性のみをフックに「無差別的なアクセス」を集める以上、そのアクセスを成約(購入)まで導く事は非常に困難であり、せいぜいそのリンクをクリックさせるのが精一杯だと思います。

 

よって、「トレンドアフィリエイト」という戦略は、基本的に「クリック型広告(Googleアドセンス等)」をクリックさせる為に用いられる事が殆どなのです。

収益におけるポテンシャル(可能性)

ちなみにそんな「クリック型広告(Googleアドセンス)」における1クリックあたりの報酬は、平均20円~40円とされています。

 

ただし、あなた自身もその経験からお分かりかと思いますが、広告とはあくまでは広告である以上、クリックされる機会はそう多いものではありません。

 

よって、その目指せる範囲として妥当なラインとしては、数十万円/月レベルかと思います。

一方で「掲載型広告」においては、その相場は様々です。

 

ちなみに、Yahooトップページの一番目立つ部分にある広告枠は「Yahoo! JAPAN ブランドパネル」と呼ばれ、一週間の掲載期間で850万円~程度の広告費が必要となります。

3.商品・サービス販売

最後にご紹介する「商品・サービス販売」というビジネスモデルは、アフィリエイト・マッチングのような他者の商品やサービスを「紹介(仲介)」するのではなく、自ら商品やサービスを用意し、それを自らで販売する「ビジネスモデル」となります。

 

自分自身の商品(アクセサリー等)やサービス(例:飲食店等)を販売する場合もあれば、他者から商品を仕入れた上でそれを販売するようなケースもあります。

既存の「巨大な売れる仕組み」への便乗が可能

このビジネスモデルの注意点としては、取り扱う商品やサービスが世の中にありふれている「一般的なジャンル」であればあるほど、既にある「巨大な売れる仕組み」に便乗する方が上手くいくケースが多いという事です。

 

既にある「巨大な売れる仕組み」とは例えば、

 

  • 飲食店であれば「食べログ」
  • 美容院であれば「ホットペッパー」
  • 旅館やホテルであれば「じゃらん」
  • 雑貨販売であれば「楽天市場」

 

等があげられます。

 

当然、便乗した場合でも基本的には、自らの商品やサービスのページ(WEBサイト)を持つことになります。

 

ですので、ここで覚えておいて頂きたいのは、WEBサイト自体を「収益化(売れる仕組み化)」するに当たり、そのWEBサイト自体を、

 

「必ずしも1から創り上げなくても良い」

 

という事です。

 

つまり、上記のような既存の「巨大な売れる仕組み」の上に、自らのページ(WEBサイト)を重ねていく手法もあるのです。

 

リアルビジネスで言えば、1から店舗を造るのではなく、ショッピングモールにテナントとしてオープンするようなイメージですね。

 

そうすれば、ショッピングモール(巨大な売れる仕組み)自体が持つ、大きな集客力の恩恵(外部効果)を受ける事ができるのです。

インターネット×リアルビジネスの融合も可能

また、こちらのビジネスモデルでは、「食べログ」のようにインターネット上でターゲット(潜在顧客)を集客し、その集客をリアル店舗への来店に繋げるといった「リアル×ネットの融合」も可能となります。

 

むしろ現代社会では、大多数の潜在顧客が「先ずは検索する」という習慣を持ってしまった以上、この「リアル×ネットの融合」ができないリアルビジネス業者がそのような社会を生き抜いていくのは、非常に厳しい状況とも言えるのではないでしょうか。

収益におけるポテンシャル(可能性)

「商品・サービス販売」というビジネスモデルにおける収益のポテンシャルは、無限大と言えます。

なぜなら、このビジネスモデルは一般的な企業経営とそう大差はないからです。

 

つまり、その収益のポテンシャルは通常の企業経営と同じく、その商品やサービスの「利益率」、それらを提供する為の「組織規模」等しだいで、いくらでも拡大させていく事ができるのです。

 


 

以上が、「WEB媒体型の売れる仕組み」における主な3つのビジネスモデルとなります。

素人が1からビジネスを始める際に考慮すべき「3つの要素」

では、あなたは上記3つのビジネスモデルの中で、素人が1から1人でビジネスを始める際に「最適」と言えるものは何だと思いますか。

 

私が、その前提において考慮すべき要素と考えているのが、

 

  • 「安全性」~損失という面でのリスクが低いか
  • 「実現性」~今すぐにビジネスを開始できるか
  • 「拡張性」~収益を拡大させ続けていけるか

 

の3つの要素です。

 

特に3つ目の「拡張性」は、”独力”(1人)でビジネスを行うに当たって、意識できていない人が多い部分なので、簡単に解説しておきますね。

ビジネスにおける拡張性(レバレッジ)とは

例えば1人でビジネスを行う前提で「拡張性のないビジネス」と言えば、ラーメン屋があげられます。

なぜなら、あなたが1人でラーメンを作る訳ですから、当然、その作れる量には「限界」があるからです。

 

つまり、どれだけターゲット(潜在顧客)を集客できたとしても、ラーメンを提供できる数が限られている以上は、そこがあなたの大筋の「収益の限界点」となってしまうのです。

 

あとは「どれだけコストを抑えて利益を高めるか」といった要素もありますが、それらにも「限界」がある事は容易にご想像頂けるのではないでしょうか。

 

対して、例えば、あなたが価値ある情報を「電子ファイル」にして、自分のWEBサイトに有料でアップロードしたとします。

そして、その電子ファイルが将来的に見ても、多くの人々にとって価値(需要)あるものだとしたら。

 

このような場合だと、その「電子ファイル」がダウンロードされる度に、収益が発生し、その収益はそこへのアクセスが増えれば増えるほど、拡大され続けていく可能性を持つ事になります。

 

また、「WEBサイト」なので運営は全て自動化される事になるので、ラーメンのように人手を使ってサービスを提供する必要もないことから、人員(労働力)による制約も受けません。

 

単純ですが、このような例こそが「拡張性のあるビジネス」であり、この拡張性の事は「レバレッジ」と呼ばれるケースも多く、是非覚えておいてください。

素人が1から始めるのに「最適」なビジネスモデルとは

では話を戻すと、私自身が「安全性」「実現性」「拡張性」という3つの要素から、素人が1から1人でビジネスを始める際に「最適」と考えるビジネスモデルは、上記①の「アフィリエイト」となります。

 

(マッチングはある程度の自身の実績があってこそ、販売業者側からの直接的なオファー等により実現するものです)

 

以下、それぞれの要素に対する評価となります。

「安全性」=○

先ず、自分で何かしら商品を在庫したり商品・サービスを開発したりする必要がないので、不良在庫や投資未回収となってしまうリスクがない事から、「安全性」は○と言えます。

「実現性」=○

また、既にある他者の商品やサービスを紹介するのですぐにでもビジネスに取り組める事から、「実現性」という点でも○です。

「収益性」=○

最後に、収益の「拡張性(レバレッジ)」という面でも強みがあります。

例えば、先ず紹介報酬(アフィリ報酬)がある程度高いジャンルの商品やサービスに絞り込みます。

 

当然、アフィリエイトの意義として第一に在るべきなのは「ターゲット(潜在顧客)にとって価値がどうか」ですので、それをクリアしたものの中から絞り込むイメージです。

 

そして、その紹介報酬(アフィリ報酬)を増やすべく、コピーライティングスキル等で成約率(誘導率)を追求しつつ、母数となるアクセス(集客)自体も増やしていけば、爆発的に収益を拡大させていく事ができます。

 

ただし、その紹介する商品やサービス自体の需要が無くなってしまえば、元も子もありませんが、そのような弱点も戦略的にカバーすれば何の問題もありません。

 

例えば、そもそも需要がなくなりにくいロングセラー商品を選定する、もしくは紹介(アフィリエイト)する為の商品やサービスを複数用意しておくといった戦略等があげられます。

 

これらの点を踏まえると、「拡張性」においても○と言えるのではないでしょうか。

 

 

以上のように、上記①の「アフィリエイト」は、「3つの要素(安全性・実現性・拡張性)」を全て満たしたビジネスモデルです。

 

故に、私が、素人が1から1人でビジネスを始める際に「最適」と考えるビジネスモデルは「アフィリエイト」となるのです。

「アフィリエイト」というビジネスモデルの優位性

この「アフィリエイト」というビジネスモデルに対し、例えば上記②の「広告掲載(クリック型)」というビジネスモデルでは、1クリックあたりの報酬であるクリック単価がわずか数十円といった低額のものが大半です。

 

よって、そのような低単価な条件において収益を上げようとするならば、莫大なアクセス(集客)が必要となってしまいます。

 

そんな莫大なアクセスを集めるWEBサイトを構築するに際しては、素人が1から独力で取り組むという前提においては、非常に厳しいといわざるを得ません。

 

対する「アフィリエイト」は、それなりの紹介報酬(アフィリ報酬)を持つ商品やサービスを取り扱えば、少ないアクセス数でもそれなりの収益を狙っていく事ができます。

 

そして、リアルビジネスと違うインターネットビジネス(WEBサイト)の強みとは、そこに書かれた文章や言葉の力”だけ”で、それを閲覧したターゲット(潜在顧客)を成約(購買)まで導いていく事ができる点にあります。

 

つまり、リアルでは営業員といった「人」を必要としますが、WEBサイトにおいてはその役割を、そこに書かれた「文章や言葉」だけで果たしていく事ができるのです。

 

しかも、そのWEBサイトが公開され続ける限りは「年中無休24時間体制」で。

 

そんな、文字や言葉の力だけで成約(購買)までの導く為の「直接的な誘導力」を生み出していく為のスキルこそが「コピーライティング」というスキルです。

 

どうせWEBサイトを使ってビジネスを行うなら、この「コピーライティングによる直接的な誘導力」を最大限活かさなければ、勿体ないと思いませんか。

 

つまり、「直接的な誘導力」を低単価の”クリック程度”に留めるのではなく、きっちりと「アフィリエイト」として“成約”まで導き、それなりの高額報酬を得る方がビジネスとして理に叶っているという事です。

 


 

さて、今回はWEBサイトを収益化する為の「3つのビジネスモデル」と、その中でも素人に「最適」なビジネスモデル(アフィリエイト)についてお伝えさせて頂きました。

 

当サイトでは、そんなWEBサイトを収益化する為に必要に重要なスキルであるコピーライティングや、その根本にある潜在顧客や人々の心を動かし導く(誘導する)為の「本質」について、その他の情報源からは得にくいような深い情報発信を心がけ運営しています。

 

これらの情報源は、素人~玄人問わず、WEBサイトを収益化していくに際しては、間違いなくお役に立てるものであると断言します。

 

引き続き、お付き合い頂けますと幸いです。

 

一式未来

 

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